ADHDグレーゾーンの子どもと過ごすハッピーライフ♪

ADHDグレーゾーンの子どもの子育てについて書いていきます。

子どもが癇癪やパニックをおこしたときの対処法は!?正しい声かけとは?

こんにちは、ならこです。

 

今回は、子どもが癇癪やパニックをおこしたときの対処法を3つお伝えします。

 

もしもあなたが、

 

「保育園帰りに突然の癇癪で泣きわめく」

 

「スーパーで買い物中に、ひっくり返って泣く」

 

「怒るとさらにヒートアップしてもう手が付けられない」

 

といったお子さんの行動に頭を悩ませているのであれば、

 

これから紹介する対処法を試してみてください。

 

子どもが癇癪やパニックをおこしたときの対処法を知っていたら、保育園からの帰り道も、スーパーでの買い物も、きっと今より楽しい時間になるでしょう。

 

「うちの子は一筋縄ではいかない」と思われるかもしれません。

 

今回紹介する癇癪やパニックへの対処法については、私自身の経験だけでなく、大場美鈴さんの著書「発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母のどんな子もぐんぐん伸びる120の子育て法」、発達ナビというサイトのコラムを参照しながらまとめていきます。

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子どもが癇癪やパニックをおこす時には必ず理由があります。

 

長男の場合は、癇癪をおこす背景に、「思い通りにいかなかった…できなかった...うまくいかなくて腹が立つ...ママが聞いてくれない」が多いんですね。

 

このもやもやした気持ちをうまく説明できないので、大声を出したり、泣き叫んだり、ひっくり返ったりするわけです。

 

本人は「うまくできないこと」にもやもやしていて、「助けて!」とSOSを発しているので、ここで必要なのは共感し代弁してやることなんですね。

 

さてここで、「癇癪」と「パニック」の違いについて少しみていきましょう。

 

癇癪の定義・・・ちょっとのことにもすぐ起こる性質。怒りっぽいこと。また、その怒り。

 

パニックの定義・・・強い恐怖・不安・驚きなどにより陥る混乱状態。

 

かみ砕くと、癇癪は何かしらの不満により引き起こされ、パニックは見通しのたたない不安などが原因になるとのこと。

 

子どもが癇癪をおこしているのかパニック状態なのかを判断する方法はこちら。

 

子どもが泣き叫ぶ状況を見て、腹が立つ→癇癪

 

子どもの姿を見て「どうしよう」と思う→パニック

 

それでは、実際に、子どもが癇癪やパニックをおこしたときにどうすればいいのでしょうか。

 

癇癪やパニックが起きた時の対処法、スリーステップ

①まず安全を確保し、起きた背景にある理由を探してみる。

②子どもの言い表せない気持ちを代弁する。

③子どもが落ち着けたら褒める。

 

癇癪もパニックもおこる背景には必ず理由があるため、それを知っておくだけでも予防線を張っておけますね。

 

例えば、保育園帰りにいきなりわが子が怒り出したときには、不満の部分(思い通りにいっていない何か)を根気よく聞き出し、クリアにすることができれば、スムーズに帰宅できます。

 

スーパーで買い物する時には、「○○できたら、お菓子を買えるよ」などと約束をしておくと、買い物時間を短縮できます。

 

それでも、親も人間なので、感情的に怒ってしまうことがありますよね。

 

怒るのはたいてい逆効果で、ヒートアップしてしまうことが多いですが、怒ってしまった時には「しょうがない」と切り替えましょう。

 

冷静になって、子どもが感じている不満や不安について、改めて聞き取れば良いんです。

 

これらの対処法は毎回うまくいくとは限りませんが、「子供はなぜ癇癪やパニックをおこしているのだろう」という視点は重要です。

 

グレーゾーンの子どもの子育てに悩んでいる方は、こちらの本おすすめです。

 

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少し気持ちが楽になりますよ。